2017年12月31日をもって閉園するスペースワールド。スペースワールドは僕にとってずっと憧れの地だった。小学生の頃、るるぶの遊園地本をボロボロになるまで読み続けていた時、決まって最後の方に載っていたスペースワールド。特にタイタンのファーストドロップの写真は恐ろしい角度に見え、強く印象に残っていた。スペースキャンプでの無重力体験にも興味津々だった。一方で、近年の話題といえば、魚の氷漬けをはじめ、残念な印象のものが多く、閉鎖してしまったアトラクションも多く、あの憧れの地はもうないのだ、という思いを強くさせるものだった。そこにきて、閉園の報。葬式厨だと思われても良い。行かなければ絶対に後悔する。僕の中で燻っていたものが衝動となって現れるようだった。閉園2ヶ月前の2017年10月、忙しかった仕事が落ち着き、ようやく行くことができた。
スペースワールドはテーマパークとしての完成度は高くない。時代と共に、そのクオリティがどんどん落ちていったのであろうことは明白だ。でも、そんな事はどうでもよくなるぐらい、純粋な気持ちで楽しめるパークだった。本当に閉園してしまうことが残念でならない。入場者数も、うなぎ登りらしく、僕が言った日も平日ながら大混雑。休日では何時間待ちが当たり前の状況のよう。ただ単に閉園するという話題だけではこうはならないだろう。僕も同じだけど、スペースワールドという見捨てられていたテーマパークの魅力が皮肉なことに、今頃になってようやく再発見されてしまったのだ。
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