タイタンMAX

スペースワールド

長さ1530m/高さ60m/落差54.3m/最高速度115km/h/最高傾斜60°

Arrow Dynamics/Hyper Coaster


 1994年に開業したアロー製のハイパーコースター。2007年にタイタンVとして駅舎やコースの色を塗り替えリニューアル。その後、2015年に座席がむき出し状態になったスピーカー付きの新車両へと変更し、タイタンMAXとしてリニューアルされている。新車両はどうやら1両しかない模様で、回転率が恐ろしく悪い。コースが長く、乗り降りも含めて最低でも5分はかかるので、待ち時間の間に全く列が動かないのが辛い。プラットホームが高く3、4階分ぐらい階段を上らないといけない。平日だったので、優先券の販売をしていなかったが、少しでも待ち時間が伸びているなら、1000円ぐらい払ってしまって、優先的に乗ってしまった方が絶対に良いと思う。

 車両は4人乗りの6両編成。前列2席は床に足がつかず、足ブラ状態になる(少し狭い)。最後尾の前列に乗ったがエアタイムは皆無で、残念だった(最後尾はスピーカーが壊れてるけど大丈夫ですか、と確認があったが、特にこだわりもないので乗車。前の車両からお経が漏れ聞こえていた)。ファーストドロップは高さも角度もあり、迫力はあるが、セカンドが高すぎて、上で減速するので勢いが続かない。その後は、巨大なイオンモールを左手に見ながら、上下を繰り返す大きな旋回パート。動画で見ていると、この部分が退屈そうに思えていたが、実際に乗ると、高度もあり、この部分が一番気持ちよかった。そして、唐突にブレーキポイント。有名なタイタンカーブが待っている。確かに無理のある動きだが、減速しているので思ったほど激しくはない。むしろ、この手のトリッキーさは好きだ。設計した人に何を考えていたのかインタビューとかしたいレベル。ただし、このブレーキングのせいで、その後のキャメルバックが完全に死んでしまっているが残念すぎる。スピード感はなく、ただ滑るように上下運動を繰り返すだけだ。もしスピードがあったとしても、エアタイムはなさそうな線形なのだけど。全体を通して、前方車両の方が浮くという情報もあるので、次回チャレンジしたい。


(追記)

 1000円課金をして優先券を買い、最前列に乗ったが、残念ながら浮きは皆無で、最後列に乗った時と印象は変わらなかった。


B−


B&Mもどきの三精テクノロジーズ製の車両
だが、色々惜しい
途中で曲を変えられるのは面白い
乗り場からコースを望む
ダイナミックな印象のある巻き上げ
ファーストドロップはなかなかの迫力
ほとんどがバックヤードを走行する為、園内から全体を見渡せる場所はない
かなりの高さがあるセカンドドロップですら、これぐらいしか見えない
コースの中盤は規模に対して不自然なほど複雑に絡み合っている


絶叫番長

全国の遊園地やテーマパークを訪れ、ジェットコースターをはじめ、アトラクションのレビューをしています

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