ロサンゼルス旅行記(2019)6日目①:ディズニーランドのマジック・モーニング
の続きです
こぼしているアトラクションを制覇する為にディズニーランドへ戻ったが、天気も良くなってきて、嫌気がさしてくるほどの混雑だった。ビッグサンダー・マウンテンやマッターホルン・ボブスレーなど、もう1度乗っておきたい大物アトラクションのファストパスを取りつつ、ターザンのツリーハウスやトムソーヤ島(海賊の島になっているがほとんどの設備が壊れていて廃墟のようだった)を見たり、クリスマスのパレードを見たりしながら、あまり回れていなかったパークの左半分をのんびりウロウロした。
途中、魅惑のチキルームの前にあるチキ・ジュース・バーで大人気のパイナップル・フロートを食べた。これは評判通りの美味しさだったので、オススメ。大行列ができていたが、モバイルオーダーなら、すぐに受け取れた。アメリカ人よ、情弱すぎるぞ(笑)。
マジックモーニングの時と同じ場所とは思えないほど
晴れやかなファンタジーランド
クリスマスのパレードでドナルドに手を振ってもらえた
ターザンのツリーハウスの上から
アドベンチャーランドもお祭りのような混雑
大行列のチキ・ジュース・バー
名物のパイナップル・フロート
かなり美味しい!
この時点で、携帯の充電がかなり減ってきていて、焦った。このままだと夜の空港まで絶対に持たない。2日目の悪夢が蘇る。これは帰国後で思った事だけど、モーテルのコンセントがかなりグラグラだった記憶があるので、ちゃんと充電できていない日があったのではないかと疑っている。
パイナップル・フロートを飲み、少ない充電を消費しながら、何か方法はないかと、必死で検索した。しばらく調べると、なんとディズニーランド内に充電器が売られているらしい。マップをよく見直すと、「Pre-Charged Battery Kiosk」というマークがあるじゃないか。思わずスキップしながら(例えではなく、本当にした)、メインストリートUSAのお城に向いて右側の中ほどにあるコインロッカーへ。意気揚々と入って行ったが、どこをどう見てもコインロッカーしかない。機械はあるが、どう見たって両替機だ。絶望しながら、通路を戻っていこうとすると、途中にまた別の機械があった。日本では見たことがない機械だったので、もう一度、調べようと携帯を開く。見事なタイミングで充電が切れた。とにかくやってみるしかない。
Fuel Rodという機械。操作はよくわからないが、とにかく「Buy」だ。何かよくわからないものに30ドルは、どう考えても高いが、そんなこと言ってられない。クレジットカードをスワイプしても、全然反応しないので、予備で持っておいた現金を入れる。すると、ゴロンと充電器とさまざま種類の線が入ったカプセルが出てきた。後で調べたところ、購入した充電器の充電がなくなったら、それを新しいのと無料で交換してくれる機能がこの機械にはついているらしく、その為に見たことがない見た目だったのだ。後から考えれば、全く難しくないので、よっぽど焦っていたのだと思う。初めて行く人は参考にして欲しいのだけど、残念ながら、写真は全く撮れていない。充電器本体の写真も撮りたかったが、帰りの空港で捨てることになったので、もう持っていない。ただ、とにかくアナハイムのディズニーランドで充電器は買える。安心して欲しい。
とりあえず、一安心はしたが、混雑しすぎていて、やることがなくなってしまった。残っているのは、鉄道、モノレール、蒸気船と交通系のアトラクションばかり。ここからはある程度、我慢して並ぶしかない。まず優先度の高いディズニーランド鉄道に並ぶ。20分から30分ぐらいの並びだったが、ここまでほとんど並ばずにアトラクションに乗ってきた身にはかなり辛かった。ウォルトの心を知る為だと自分に言い聞かせながら並んだが、駅が4つあり、どこで乗り降りしても問題ないので、列車が来たからと行って、席が必ず空くとは限らないのがネック。モノレールも2駅だが、同じくどこで乗り降りしても問題ないので、席が半分ぐらいしか開かないので(1周乗る人も多いので)、とにかく列が進まず、待ち時間が辛かった。
モノレールではそのままダウンタウン・ディズニーの駅で下車し、有名なアール・オブ・サンドウィッチのオリジナル1762を食べた。しかし、これはあまり好みとは合わず。店員も偉そうな感じで印象が良くなかったので、口コミでの評判が良かっただけにガッガリ。
ディズニーランド鉄道の待ち列
一番空いていたトゥモローランド駅から乗車した
4つの駅で自由に乗り降りできるので、
全然、席が空かない
ダウンタウンディズニー駅のモノレール
デザインがカッコいいし、リゾートラインの倍ぐらいスピードが出て驚いた
オリジナル1762というサンドイッチ
個人的にはイマイチだった
モノレールでパークに戻り、眠れる森の美女城のウォークスルーを見て(かなり好きだった)、魅惑のチキルームへ行ったが、色々と立て込んだせいもあって、見事に爆睡してしまった。ただ、これが良いリフレッシュになって、ここからまた元気を取り戻したので、ちょうど良かったと思うことにする。
この時点で乗りたかったのは、あと3つ。プーさんの冒険と蒸気船マークトウェインとスターツアーズ。ファストパスでホリデーナイトメアに乗り、とりあえず、日本とかなり違うプーさんには乗っておきたいと向かったが、システム不具合でダウンしていた。なので、向かいのスプラッシュマウンテンに乗り、マークトウェイン号へ。15分間の船旅。途中、ディズニーランド鉄道と並走し、お互いに手を振り合う、長旅の終りを告げるようなシーンが生まれて、感動した。
ここに来て初めて言うのだが、この旅の一番の目的は何を隠そう(隠していたが)、本場のファンタズミックなのだ。なぜ、隠していたのか。理由は簡単。システム不具合でキャンセルになったのだ。朝からファストパスも取得していたが、とことん、ショーに縁がない旅。まさか最大の目的を達成できないとは。
肩を落としながら、復活したプーさんの冒険に乗ったが、日本や香港とは比べ物にならないぐらい残念な出来栄えだった(汗)。これが最後では悔しい。だが、飛行機の時間を考えると、あと1つしか乗れない。スターツアーズは東京と全く同じだろうし、最後にふさわしい感じがしなかったので、今回は諦めることにして、カリブの海賊に乗った。この選択は我ながら正解だったと思いながら、大満足でカリブの海賊を終えようとしたその時、なんとボートが詰まり出した。下船間近にして、システム具合でダウンしたのだ。
2019年のお正月に引いたおみくじは凶。旅はやめとくように、と書かれていたが、それにしても、とにかくツイていない。そのまま、20分ほど待たされて、ようやく降りることができた。そこからはとにかく早足。メインストリートUSAは花火を見る人たちで埋め尽くされていた。その人たちをかき分けを逆走していく。華やかな音楽が流れ始め、大きな音を立て花火も上がったが、決して振り返らずにディズニーランドを退園した。また帰ってくると心に決めながら。
アナハイムでも仮眠所として有効活用した魅惑のチキルーム
夜のシンデレラ城前は大混雑
そこからはあっという間だった。モーテルに着くと、予約していたUverがすでに到着していたので(この旅で一番感じが良い運転手さんだった)、荷物を受け取り、空港へ向かう。ここからは、SF映画のようなスキャナーで身体検査されたこと、空港のカフェでコーヒーを飲んだこと、機内食を毎食キレイに完食したこと以外は全く記憶にない。丸1日かかる帰りの道中、ほとんどずっと寝ていたので、もう帰ってきたのかと驚くぐらい一瞬だった。
5泊7日のロサンゼルス旅行。正直、ツイていないことも多かったが、それも含め旅の面白さだし、とにかく好きなことだけを考えて毎日過ごせるのが本当に楽しかった。おみくじの言うことを過信しすぎてはいけない。素直に受け入れて、旅をやめていれば、こんな最高な体験はできなかったのだから。とにかく全て、行ってみないわからない。そこが、この趣味の最高なところだと思う。
空港のカフェで飲んだコーヒー
味は普通だったが、これで最後かと思って記憶に残っている
エアチャイナ北京行き機内食1食目
またご飯にパンかよと笑いつつも普通に美味しかった
エアチャイナ北京行き2食目
似たような組み合わせで少し飽きてきたが、全然食べられる
ハーゲンダッツが付いてきたのも嬉しい
最後の朝食は匂いのキツイ卵とおかゆ
付属のあんぱんも美味しくなかった
ザーサイは相変わらず美味しく、それ目的で選んだ
6日目後半のセトリ
ターザンのツリーハウス0(0)
トムソーヤ島いかだ5(5)
ビッグサンダー・マウンテンFP5(50)
マッターホルン・ボブスレーFP5(65)
ディズニーランド鉄道20(30)
モノレール15(20)
眠れる森の美女城0(0)
魅惑のチキルーム10(10)
ホリデー・ナイトメアFP10(60)
スプラッシュ・マウンテン5(10)
蒸気船マークトゥエイン10(10)
プーさんの冒険5(5)
カリブの海賊15(20)
ロサンゼルス旅行記(2019)はこれにて完結です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
0コメント