ロサンゼルス旅行記(2019)6日目①:ディズニーランドのマジック・モーニング

 ロサンゼルス滞在6日目は3度目のディズニーランド・リゾートへ。3日目にカリフォルニア・アドベンチャーを制覇することができたので、この日はディズニーランドをメインに今までの2日間で乗れていなかったアトラクションを制覇していくことにした。3日間のホッパーパス(2つのパークを自由に行き来できる)を購入していたので、そのうち1日でマジック・モーニングという朝1時間早く入れる優先入場の特典がついてくる。朝8時が開園なので、優先入場はなんと朝7時から!最終日は土曜日だったので、早めの行動が肝心、と頑張って6時には起きて、準備をし、入場ゲートへと向かった。モーテルから歩く道も普段よりすでに混んでいたし、何より家族連れが多かった。まだ薄暗い中だったが、みんなで列をなして進んでいくので、遠足みたいな気分になってワクワクした。閉園時間は24時。空港に向かう時間もあるので、閉園まではいられないが、最後の長い戦いがここから始まった。

 朝露に濡れた地面と薄っすらと広がる霧の中、メインストリートUSAを歩くのは、夢と現実が入り混じったような不思議な感覚だった。マジック・モーニングではファンタジーランドとトゥモローランドのアトラクションのみが営業しているので、真っ先にお城を抜けてピーターパンへと向かう。ほぼ8割の人間が同じ行動をするので、ピーターパンは大混雑しているが、それでも普段の待ち時間に比べると随分マシだ。マジック・モーニングの貴重な60分のうち、15分も取られるのはもったいない気もするが、ファストパスもなく、平日でも60分以下に待ち時間が下がることはなかったので、逆に言えば、ピーターパンに乗りたければ、これしか方法はないと思っても良い。そうしないなら諦めた方が良い。何故なら、日本のピーターパンとほとんど同じだから(笑)。

 その後は、白雪姫、ピノキオ、トード氏、アリスとクラシックなダークライドを一気に乗って行った。ピノキオだけが乗り場直通、その他も5分待ち以内だった。ピーターパンには負けるが、これらのライドも意外なほど安定した人気を保っているので(常に20分から40分待ちぐらい)、マジック・モーニングで制覇するのがベストだと思う。

 続いて、カナルボート、サーカストレイン、サブマリン、アストロオービターとこれまた正直、面倒な…とは言っては語弊があるが、ファストパスもなく回転率が悪くて攻略しづらいアトラクションを次々に5分以下の待ち時間で乗っていった。前の2日で大人気だったイッツ・ア・スモール・ワールドのファストパスを取ったのだけど、さすがに朝早いと並びはほとんどなく、あまり意味がなかったけど、ようやく乗ることができて一安心だった。今回はさすがに省略したけど、カルーセルやティーパーティ、ダンボあたりも乗るなら朝一が良い。ファンタジーランドは長い待ち時間の割に合わないライドが多いので、短い待ち時間でサクッと乗るべきだと思う。

アナハイムでも大人気のピーターパン
乗るなら朝しかない!
マジックモーニングは空いていてかなり快適
ファンタジーランドは正直、カナルボートなど5分待ちで乗れば
楽しいけど、60分とか並ぶのは辛い内容のライドが多い
地味に混み続けているアストロオービターも
朝なら次の運転を待つだけで乗れた

 8時を過ぎ、通常の開園もして、ファンタジーランドとトゥモローランドが次第に混雑してきたので、さらに奥のトゥーンタウンへ逃げていった。トゥーンタウンは1時間遅れの9時からオープンだったので、ロジャーラビットのカートゥーンスピンとガジェットのゴーコースターに待ち時間なしで乗ることができた。トゥーンタウンには初めて入ったけど、日本に比べると、かなり狭い印象。その上、このエリアは他に比べて、放って置かれてる感が強かった。他のエリアがよくメンテナンスされている感じ(壁の色や植栽が綺麗に保たれている)がするだけに、余計にその印象が強かったのは少し残念だった。

鉄道の線路をくぐりトゥーンタウンへ
ミッキーの家とミニーの家は流石に並んでいたので今回はパス
アナハイムではミニーの家でミニーに会える
グーフィーの家はアトラクションではなく、
子供向けのプレイグラウンドになっていた
自然に戻りそうなチップとデールのツリーハウス
素敵です

 10時にはモーテルをチェックアウトしないといけないので、一旦、戻ることに。メインストリートUSAにあるペニー・アーケードでバラマキ用のお菓子を買い込んだ。東京ではアトラクション扱いだが、ここでは、ほぼお菓子のお店になっている。アメリカ人はお菓子を配る文化がないらしいが(実際、ディズニー以外のパークには全くなかった)、ここは日本人のためなのか、かなり充実していて、選ぶのが楽しかった。奥にはその場で作られたお菓子やケーキを販売しているコーナーもあり、楽しいのでオススメ。

 メインストリートUSAといえば、東京ではすでに失われてしまったメインストリートシネマとディズニーギャラリーがここでは現存している。ディズニーギャラリーは本家ということもあり期待していたのだけど、ペニーアーケードのように、ほとんどショップの一部のようになってしまっていて、物足りなかった。ここでは「グレート・モーメンツ・ウィズ・ミスター・リンカーン」という万博から移設されたアニマトロニクスのショーもやっているのだけど、後回しにいしているうちに忘れてしまっていて、帰ってきてから思い出して大後悔したので、次回行く時には絶対にリベンジしたい!

ペニーアーケードの外観
入り口に少しだけマシンが置かれている
奥はいかにも甘そうなお菓子屋さんになっていた
メインストリートシネマの外観
スクリーンでミッキーマウスの初期短編を見ることができる
誰も見ていなくて、ただの休憩所と化していたけど
ディズニーギャラリーの外観
有名な初期モデルを見ることができて感動
ギャラリー部分はこれだけで後はショップ
奥がリンカーンのアトラクションになっている
小規模ながらも、ホーンテッドマンションの
50周年記念展をやっていた
ウォルトディズニーが寝泊まりしていたという消防署
想像していた半分ぐらいの大きさでビックリした

 大量のお菓子を抱えながら、外に出る為、ゲートへ向かうと、ちょうど大量の人が入ってきていて、前にほとんど進めないほどだった。この時間に逆走するのが間違いなく悪いのだけど、基本的にキャパに対して狭すぎる。後半戦もそこがシンドかったので、やはりディズニーランドに行くなら平日の方が良いと思う。

 モーテルに戻り、お菓子をパッキングして、チェックアウト。一旦、荷物を預けて再度、パークへ。モーテルだと荷物を預かってもらえない可能性もあるとネットで調べたら書かれていたので、かなり心配だったけど、親切に預かってくれたので良かった。

 その後は、3度目のカリフォルニア・アドベンチャーへ。ディズニーランドの制覇も重要だが、個人的なフィーリングとしてはやはり、カリフォルニア・アドベンチャーの方が好きだし、もう1度、その感触を味わっておきたいと思い、ファストパスを予約しておいた。まずは、3日目に気に入ったスモークジャンパーズ・グリルでハンバーガーを食べた。前回とは違い大混雑していたので、モバイルオーダーでも時間がかかったが、やはり美味しかった。

 そして、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(FP利用)、グリズリー・リバー・ラン、ソアリン(FP利用)と乗って楽しんだ。インクレディコースターも乗りたかったが、ファストパスの時間がもうすでに遅くなっていたのと、60分以上待ちを常にキープしていたので、諦めた。3日目のナイトライドの素晴らしい思い出をキープしておきたかったのもあって、無理はしなかった。

スモークジャンパーズ・グリルのハンバーガーをリピート
美味しかった!
混雑するカリフォルニア・アドベンチャー

6日目前半のセットリスト

ピーターパン空の旅15(20) 

白雪姫の恐ろしい冒険5(5) 

ピノキオの冒険旅行0(5) 

トード氏のワイルドライド5(10) 

アリス・イン・ワンダーランド5(10) 

ストーリーブック・ランド・カナルボート0(5) 

ケーシージュニア・サーカス・トレイン0(5) 

ファインディング・ニモ・サブマリン・ヴォヤッジ5(5) 

スペース・マウンテンFP5(25) 

アストロ・オービター5(5) 

イッツ・ア・スモール・ワールドFP0(5) 

ロジャーラビットのカートゥーンスピン5(5) 

ガジェットのゴーコースター0(5)

〜DCA〜

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーFP5(40)

グリズリー・リバー・ラン0(5) 

ソアリンFP5(40) 


絶叫番長

全国の遊園地やテーマパークを訪れ、ジェットコースターをはじめ、アトラクションのレビューをしています

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