東京ディズニーランド/ウエスタンランド
ビッグサンダー・マウンテン、スプラッシュ・マウンテン、スペース・マウンテンと3つ合わせて、3大マウンテンと呼ばれている、その中でも一番誰にでも乗りやすく、老若男女問わずに楽しめるコースターだが、絶叫好きとしては正直、少し物足りない。
コースやキューラインの造形はジェットコースターとしては他に比較できるものがないほどで、もはや完璧と言ってしまっても、過言ではない。鉱山のトロッコをテーマにした、いわゆるマインライドは数多くあれど(ビッグサンダー・マウンテンがオリジナルではないだろうが、そのフォロワーも多い)、桁違いに抜きん出ている。ビッグサンダー・マウンテンには巻き上げが3回もあり、これによって大きく3つのパートに分けられるが、その間に鍾乳洞や間欠泉、そして、数多くのアニマトロニクスの動物たちと見所が尽きない。個人的には3つ目のパートのコウモリたちが舞うトンネルでの急カーブから、間欠泉に飛び出す流れが一番のお気に入りポイントだ。
ただ、最高速度が40km/hではいくらなんでも遅すぎる(世界のビッグサンダーマウンテンの中でも一番遅いらしい)。特に朝一に乗ってしまうと、マッタリしすぎて、もはや眠れそうなほどなので、注意したい。昼過ぎ以降、やはり夜に乗るのが造形物との相乗効果もあって、スピード感が一番あって楽しい。1車両が大きいので編成は長く感じるが、6人×5両の30人乗り。一番前の車両は前に機関車の車両があるので、かなり邪魔だし、巻き上げ後の走り出しが遅すぎるので、イマイチだ。この条件が全てクリアになる、最後尾がやはり一番楽しい。エアタイムとまでは言わないが、適度な引き込まれ感を楽しむことができる。乗る位置を選ぶことはできないので、運に任せるしかないが、これによって満足度は大きく変わってくるように思う。
これは余談だが、ビッグサンダーマウンテンといえば、体が横滑りするのが楽しみの一つだった(子連れの親にとっては恐怖でしかなかったが)。いつの間にか、座席が1人ずつのスペースで分けられ、安全バーも個別という安全安心な仕様になってしまっていた。
B+
入り口の雰囲気。
ここから坂道を上っていくので気分も上がる
坂道を登った先にある屋内のキューライン
スタンバイだとここがかなり長くて辛いので、ファストパスは必須
キューラインからの風景
一番好きな3つ目のパート
蒸気機関車を模したライド
見た目は素敵だが、1両目に乗ると正直、邪魔(笑)
クリッターカントリー側から見た全景
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