長さ343m/高さ11m/最高速度31km/h/三精輸送機
FUJIYAMAをはじめとした4大コースターばかりが目立つ富士急の中で、小ぶりながらも、意外な実力を持っていたマウス系コースター。
マッド・マウスはレイアウトがかなりユニーク。ただ、複雑すぎるので、詳細を逐一、説明するのは避けたいが、他にはない面白さがいくつもあった。まず、マウス系の1番の売りである外に吹き飛ばされそうなヘアピンターンが無数にあること。よくあるマック社製のマッドマウスの倍は軽くあるだろう。また、180度の一般的なターンに加えて、90度のターンがいくつもあるのが面白い。右に90度曲がって、すぐに左に90度といった、カクカクした動きもあって、楽しかった。
そして、2つ目はそのターンがどれも激しいこと。車両が2人乗り(大人2人だとキツイぐらい狭い)とかなり小さいこともあって、動きが素早く、まさにマウスだ。コースター自体の古さもあって、ジャンキーな動きをする。でも、悪い意味のラフさではなく、へらへらと笑いながら、楽しめるような激しさなのだ。
個人的には、富士急の中でもお気に入りだったし、マウス系のコースターの中でも上位に入るようなコースターだったが、残念ながら、2019年9月30日に営業終了してしまった。少し寂しいが、跡地には、新しいコースターが立つ噂もあるので、楽しみにしておきたい。
B+
乗り場の正面がイベントステージになっていた
駅舎の様子
回転率が悪いので、かなり並ぶ
2人乗りの小さな車両
荷物も持ち込むので、かなり狭い
駅舎の上部に連続した90度ヘアピンカーブがある
裏側から見た様子
複雑なコースで343mというスペックより長く感じる
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