長さ592m/高さ24.5m/最高速度77km/h
Schwarzkopf/Looping Star
シャトルループと同じく、シュワルツコフ社製の古典的名機の1つ。元々は移動遊園地用に作られたモデルなので、かなりコンパクトなレイアウトが特徴。現在、常設としてはナガシマを含めて世界で5ヶ所のみ。こちらも次第に消えゆく存在なので、かなり貴重だ。
何度も乗っているのに、車両の写真がどれだけ探しても、1枚も見つからなかった(撮った記憶はあるんだけど)。基本的にはシャトルループと同じ車両なので、勘弁してください(汗)。こちらも背もたれが高いので、車両の前寄りの座席がオススメ。垂直ループがあるのに、安全装置がシートベルトと腰の安全バーだけなのも同じだ。
巻き上げが終わり、ファーストドロップは右に大きく旋回しながら、落下する。いわゆるシュワルツコフ・カーブと呼ばれる代名詞的な動きだ。この時、後に通るコースとニアミスするのだが、これが驚くほど近い。噂によると、手を伸ばせば触れるらしい。僕は絶対にやらないし、誰かやったとしても責任は取らないが、とにかく、それぐらい近いのだ。そのまま、すぐに垂直ループ。プラスGが強く、車両に体をグッと押さえつけられる感覚があるので、あまり怖くない。ループを抜けると、まずは、大きく右に旋回し、楕円の対角線上、中央に向かってダウンしていく。すぐに、ファーストドロップの下を逆方向に左旋回。そのまま巻き上げと逆走するように真っ直ぐ進み、先ほどの右旋回の下を左旋回、また楕円の対角線上、中央に向かって、先ほどのダウンしたコースを越えるように進み(ここで浮くという人もいるが、個人的には浮きに入らないレベル)、地面すれすれの高さで右に旋回。ループのすぐ横で、ブレーキして終了となる。その後、180度旋回して駅舎に戻る。
文字にするとわかりにくいので、一番下の写真を見てもらえれば、言いたいことがわかると思うのだが、ループ後は8の字を描くように旋回と小さなアップダウンを繰り返す。体が浮いたりすることは全くなく、左右に振り回されるような動きや木々とのニアミスがスリルの中心だ。個人的には、爽快なコースターの方が好きなので、どちらかと言えば好みではないのだが、コンパクトな中にも充実したコース展開があり、毎回1回は必ず乗りたくなってしまうコースターの1つだ。
B
垂直ループと反対側に位置する乗り場
巻き上げからのファーストドロップ
いわゆるシュワルツコフ・カーブ
後のコースがかなり近くて、良いニアミスになっている
美しい垂直ループ
向かって左側の旋回パート
向かって右側の旋回パート
生垣や木で、かなり撮りにくい
最後の対角線上に進むコース
浮く可能性があるらしいが、今まで浮いたことはない
逆サイドから見た様子
右は最後のブレーキゾーンで、垂直ループのすぐ横にある
観覧車から見た様子
下からではわかりにくいレイアウトが一目瞭然
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