関西サイクルスポーツセンター
我らが泉陽興業がお送りする最新型のサイクルモノレール。とはいえ、オープンが2001年なので、15年以上前なんだけど。そこから他の遊園地で全く導入されていないのが、理解できないぐらいサイクルモノレールとしては革新的な面白さなので、話のネタに一度乗って欲しい。これから乗るかもしれないという人は、このまま読まずに、お楽しみをとっておいた方が良いかもしれない(大袈裟)。
スターウォーズに登場しそうなネーミングなだけで、最初はただのサイクルモノレールだろうと油断していた。そう是非とも油断して乗って欲しい。ライドは車型で、ボンネットの部分に荷物を入れておける親切設計。コースは高さ8mのひょうたん型で、少し高さがあるように感じる以外は特徴が全くない。
出発してしばらくすると、突然、僕が乗っていた右側がガタンと音を立てて、下に落ちた。一瞬、ヤバイと思った。泉陽興業に殺されるなんて日本の遊園地ヲタクらしいじゃないかとさえ思った。でも、ライドは落ちたわけではなく、傾いただけだった。必死で漕ぐと、ガタンと上がる。安心して進むと同乗者が乗っていた反対側がまたガタンと落ちる。あれ、こういう仕様なの?と、ようやく気づいた。
このサイクルモノレールは走路の内側に、2本のガイドレールがあって、それによって上の車体が左右に揺れたり、後ろに傾いたりするのだ。なんて最新型。その揺れも、結構激しいものなので、こんなシートベルトだけで大丈夫なのかと、前に置いた荷物は大丈夫なのか、という二重の不安がある。ありがちなサイクルモノレールをこれだけ上手くアレンジしているのに、流行らなかったのは、なぜだろうか。あまりにも怖すぎるせいかもしれない。可愛い顔して、もはや絶叫マシンに近い。
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