もりのゆうえんち

 東武野田線に乗るのは初めてだったが、アーバンパークラインというお洒落な愛称からは程遠い感じで、単線区間も多く、イメージと違って驚いた。もりのゆうえんちの最寄駅である野田市駅も、もっと発展しているイメージだったが、駅前には殆ど何もなく、本当にここであっているのだろうかと心配になるほどだった。駅からキッコーマンのしょうゆ工場の横を通っていくが、歩道がかなり狭く、すぐ横を車がバンバン走っていくので怖かった。不安を抱えたまま、5分ほど歩くと、遠くに大きな観覧車が見えた。まだかなり遠い、と感じると同時に、こんな何もなさそうな所に本当に遊園地があるんだ、という妙な感動もあった。野田市に住んでいる人、ゴメンなさい。

 ホームページには徒歩15分と書かれているが、イオンノア店までで20分はかかったように思う。イオンに併設されているという情報は知っていたが、今時のイオンモールだとばかり思っていたので、古くからあるショッピングセンター感にビックリした。建物からバブルの匂いがする、と思っていたが、後で調べたら、造られたのが1989年。ドンピシャだった。とりあえず、疲れていたので、イオンに入り、グルっと回る。懐かしいタイプのどこか安っぽい(でも、それが良い)フードコートがあったので、たくさんの家族連れに紛れて、チーズオムそばを食べた。懐かしい味で、美味しかった。もりのゆうえんちはこのイオンから地下道を通った先にある。明らかに管理されていない感じの薄汚れた地下道で、夜は絶対に通りたくない。

ショッピングモールではなく、ショッピングセンターな
イオン ノア店
夜には絶対に通りたくない地下道
スケボー少年が焚き火してそう(映画の世界)
地下道を抜けると、突然の遊園地
マイカー利用がほとんどで、駅から歩く人間なんていない
イオンと遊園地の位置関係


 もりのゆうえんち自体は泉陽興業が運営している。アトラクションはいつものファミリー向けラインナップだが、全体的に綺麗な状態が保たれており、好感が持てる。泉陽パークはどこも一定の水準を保っているので、家族連れから支持されるのもわかる。遊園地ヲタク的に面白いかは別だが、その水準すら保てていないパークは沢山あるので、重要なことだ。もちろん、泉陽パークの定番で、大人気のぐるり森もあり、園内のベンチや他のアトラクションにもぐるり森のキャラクターが描かれていた。オリジナルキャラで、統一感を出しているのは素敵だと思う。

 入場無料でフリーパスでも2200円なので、子供の分だけフリーパスを買って、親は見守りか単券利用が定番かと。僕もそこまで乗るつもりはなかったので、1000円で1100円分使える回数券を利用した。

 僕が利用した3つのアトラクションは個別ページで紹介したい。

カード迷路 ぐるり森大冒険


 その他のアトラクションについては、このページで紹介します。

映画「長いお別れ」にも登場したメリーゴーランド
遊園地らしい風景で、ロケ地に使われるも納得
定番のサイクルモノレール
ちょっとした巻き上げもある
唯一のスリルライドであるスーパースイング
乗るつもりだったが、調子が悪かったのか、
ずっと試運転をしていて乗れなかった
ぐるり森のキャラクターが描かれた
わくわく飛行船
園内にはぐるり森のキャラが描かれたベンチもあった
運休していたアンチックカー
倉庫にあったものを並べた感
こちらも倉庫にあったものを並べた感があるおとぎ列車
3枚目、サイクルモノレールの前面まで飾られていた(笑)
少し外れにあるドルフィンパラダイス
灯台に手が生えているのが怖い(笑)
新アトラクションのふわふわサイクリング
カラーリングも良く、素敵
おまけ

絶叫番長

全国の遊園地やテーマパークを訪れ、ジェットコースターをはじめ、アトラクションのレビューをしています

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