シュレック 4-D アドベンチャー(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

 2003年4月よりスタートした「セサミストリート 4-D ムービーマジック」に続いて、同年6月より上映を開始した「シュレック」をテーマにした4Dアトラクション。フロリダやハリウッド(クローズ済)、シンガポールでは専用劇場が作られているが、日本では「セサミストリート」を午前、「シュレック」を午後にして、イベント期間以外はシネマ4Dでレギュラー上映している。一時期は、イベントでシネマ4Dが使われることが多くが、もはや「シュレック」を上映している方がイベントのようだ、とまで言われていたが、最近は安定して上映しているように思う。1日の後半しかやっていないので、見逃さないように注意して欲しい。オススメは、入り口に近いし、閉園ギリギリまでやっているので、帰り際に最後のアトラクションとして見ることだ。

 個人的には、「シュレック4D」はユニバーサルだけでなく、ディズニーや他の遊園地も合わせて、今まで見てきた3D映画の中で、ベスト1だと思う。映画「シュレック」に続くストーリーも面白いし、エフェクトの使い方も効果的だ。特に、玉ねぎの馬車に乗って、さらわれたフィオナ姫を追いかけるシーンとドラゴンに乗って、追いかけてくる石像のドラゴンから岩の谷間を飛び抜けながら逃げて行くシーンは最高で、あまりのカッコよさと爽快さに鳥肌が立つぐらいだ。シュレック、ドンキーやファークアード卿といったメインキャラクターはもちろん、ピノキオやジンジャーブレッドマンといった脇役達のキャラクターがしっかりと立っていて、セリフもいちいち良い。圧倒的に完成度が高くて無駄がない。座ってみるシアターアトラクションにおいて可能なことを全てやりきっていると思う。ちなみに、このアトラクションには本来、「ミッキーのフィルハーマジック」のラストシーンのパクリ、いやパロディがあるのだけど、残念ながら、日本版では見ることができない。いつか、海外で本来のバージョンも見てみたい。


A


15時以降はシュレックを上映
見逃し注意!
出口にあるシュレックのセット
素通りしがちだけど、意外と凝っている
トイレの中にはシュレックがいて、足を動かしている

絶叫番長

全国の遊園地やテーマパークを訪れ、ジェットコースターをはじめ、アトラクションのレビューをしています

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