長さ179ｍ、最高速度33ｋｍ/ｈ、高さ8ｍ／豊永産業

　豊永製の子供向けコースター。よくある自走式のタイプではなく、巻き上げ式で、よみうりランドのわんデットと同じモデルだと思われる。2×2の4人乗りの4両編成で、シートベルトに加えて、しっかりとした安全バーもあり、としまえんの中で一番、厳重な安全装置がついたコースターになっている（笑）。サイクロンの子供向けバージョンという位置付けだが、車両が丸太を模している以外は、コースレイアウトなどに似ているところはあまりない。サイクロンが直線的なコースなのに対して、ミニサイクロンは細かいカーブや捻りを繰り返すコースになっている。基本的に人が歩く通路やチャレンジトレインという他のアトラクションをの上部を走っており、大きな落下が一度もなく、定番の水平ループもない。3、4ｍぐらい高さで、うねうねと動き続けるので、子供向けのコースターにしても、異質なレイアウトになっている（詳しくは下記）。正直なところ、あまり乗り心地は良くなく、左右に振られるような激しさもないので、特段、面白くはなかったが、激しいのが苦手な子供にはちょうど良いのだろう。とはいえ、サイクロンも子供でも十分に楽しめるコースターなので、ミニサイクロンはさらに小さな子供達、もしくは絶叫系は怖いけど、チャレンジしてみたい子用ということなのだろうと思うし、その需要を満たしているのか、コースを一周しかしないのに、ガラガラのとしまえんで唯一、待ちが発生していた。

B−

ミニサイクロンにはわかりやすい看板がある
他のコースターにも設置すれば良いのに

森の中に埋もれる駅舎

豊永製コースターの定番車両

高さ8ｍの巻き上げ

ファーストドロップとも言えない滑り出し

落差2ｍもないんじゃないか

続く、実質のファーストドロップ
とはいえ、ほとんど落ちてる感じはしない

サイクロンに向かうような形で大きく右に旋回（写真上のコース）

チャレンジトレインの上を進む

次は小さく右に旋回
ずっと高いところにいる

チャレンジトレインの乗り場前を通過
電車の方が後から作られたにしては上手くハマっている

左に旋回し、乗り場へ戻る（写真下のコース）
他に比べると、少しだけ勢いが出るパート

遠くから見ると、いかに落下がないかがよくわかる