長さ360m/高さ30m/最高速度70km/h/最大傾斜85°
トーゴ/Ultratwister
トーゴ製の異色コースターで、国内に4機あるものの1つ。僕にとっては2番目のウルトラツイスター となった。鷲羽山ハイランドは山の傾斜に作られた遊園地だ。それもただの傾斜ではない、とんでもない傾斜に作られている。特にチューピーコースターやスカイサイクルは断崖絶壁のとんでもない高さに設置されていることで有名だが、ウルトラツイスターは入口がある一番下のエリアに設置されているので、鷲羽山ハイランドらしさと言う点ではあまり恩恵を受けていない。また、プールの施設と森に挟まれた位置にあるのでロケーションという点ではイマイチだ。それでも、他のコースターにはないオリジナリティと変化球的な楽しさが詰まった良作なのは間違いない。
2017年8月に後半の後ろ向き走行中に肩ハーネスが根元から外れ、男性1人が背中にヤケドを負うと言う人身事故が発生した。タイミングが悪ければ、死亡事故にも繋がっていたであろう恐ろしい事故であり、そのまま営業終了もやむなしかと思われていたが、2019年8月に大きな告知もなく、しれっと復活。ウルトラツイスターと同時に運休していた他のコースターも営業再開していると聞きつけ、鷲羽山ハイランド初訪問となった。
上の写真を見てもらえればわかる通り、車両はかなり綺麗になっている。ただし、コースやその他の設備は錆が目立ち、お世辞にも綺麗とは言えないのが不安を煽るし、事故があったコースターに乗るなど恐ろしいと言う人もいるかもしれないが、日本の厳しい安全基準を達成して営業再開までこぎつけた今こそが一番安全だと断言したい。レイアウトはナガシマのものと全く同じなので割愛するが、全体的な乗り心地としてはこちらの方が少し弱い。ファーストドロップやキャメルバックでの浮きが弱く感じたし、ハートロールラインでの回転も少しギクシャクしている感じがする。ただ、巻き上げ前や折り返し時に急停止する時の衝撃はナガシマのものよりマシだったように感じた。これに関しては慣れかもしれないが。また、2台運転なのにワンマンでオペレーションしていたので、回転率がかなり悪く、夏休みということもあって少し並んでいた(とはいえ、30人ほど)のもあったが、30分近く待たされたのはいただけなかった。
B+
謎のブラジル人が身長計になっている
濃い!
ちゃんと守ると、ちゃんと楽しい…
お前が言うなよ、感
乗り場の様子。ナガシマとは逆サイドから乗り込む
繁忙期にワンマン運転なのは残念
車両はかなり綺麗でカッコイイ!
工場のような車両を真上に向ける装置
なぜ汚れやすい白を選ぶのかと問いたい
ほぼ垂直のファーストドロップ
ちゃんとエアタイムがあるキャメルバック
プールの施設と森に挟まれたハートラインロール
観覧車から撮った全景
モノクロ写真にしてみると、
到底コースターとは思えない
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