It's a Small World/Hong Kong Disneyland
2005年にオープンした香港ディズニーランドに2008年に追加された最初の大型アトラクション。ファンタジーランドの奥地、パークの中でも一番奥に拡張されて、このアトラクションだけが、独立したエリアのようになっているので、あまり人の気配がなく、華やかな見た目もあって、なんだか物悲しいような雰囲気が漂っていた。さらにその奥に明らかにアジアな山が広がっているのが見えているのも、違和感を強めていて、不思議な空間になっていた。
香港のイッツ・ア・スモールワールドの一番の特徴は、最初にディズニーキャラクターが導入されたことだったのだけど、東京も含めて、それが当たり前になってしまっている中ではオリジナリティが薄くなっているかもしれない。ただ、後から追加されたのではなく、ディズニーキャラクターがいる前提で最初から作られているので、紛れているのを探し出すというよりは、かなりわかりやすく配置されているように感じた。
もう一つの特徴は、東京版ではショーエリア全体に水が張られている(フロリダも同じ)のに対して、香港版は完全に独立した水路(アナハイム版、パリ版と同じ)になっていることだ。これはかなり違和感があった。個人的には全面に水が張られている方がその世界に入り込んだような感じがして好みだ。水路だとどうしても鑑賞してるという感覚が抜けなかった。
また東京との比較になってしまうが(わかりやすいのでしょうがない)、1つ1つの部屋が東京に比べて細長く感じる。だが、全体としては、とにかく長くて広い。体感では、倍ぐらいの長さがあるように感じた。公称では東京が10分、香港が12分で、確かに長いが、大きく変わるわけではない。もしかしたら、1つの船に乗っている人数が少ないせいで、進むのが遅かったのかもしれない。また、ライティングなどの演出面では、新しいこともあって、香港版の方が凝っており、一つ一つのシーンの造り込みもしっかりしているので、より濃厚に感じられたのかもしれない。
B+
鉄道の橋をくぐった先にスモールワールドだけのエリアがある
入ったら戻ってこれないんじゃないかという
悪夢的な雰囲気を感じてしまった(笑)
独特な屋内キューライン
待ちゼロでも全部、歩かないと乗り場に行けない
かなり簡素な乗り場。奥の窓からは外が見える
水路型なのが違和感あるが、華やかで細かな造り込みがあるショーエリア
ディズニーキャラクターがたくさん登場する
香港のシーンもあり
なぜパンダが紫なのか、怖い
フィナーレシーンもこじんまりしている感じがする
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