はい!からっと横丁
長さ124m/高さ5.2m/最高速度26.5km/h
泉陽興業
泉陽興業製のキッズコースターで、はい!からっと横丁だけでなく、同社が運営するよこはまコスモワールド、関連会社が運営するひたち海浜公園プレジャーガーデンにも同じものが導入されている。また、豊橋総合動植物公園ののんほいコースターも車両デザインは違うものの、全く同じコースレイアウト、日本モンキーパークのGO!GO!バナナコースターは車両デザインが同じだけど、レイアウトが違ったりと、派生したものもあり、ちょっとしたヒット商品となっている。なぜサルがモチーフなのか、なぜバナナなのかはいたって謎だ。
2×2が3両編成の12人乗り。安全装置は泉陽ベルトとU字バーの2重となっている。車両自体が子供サイズの大きさなので、大人だとかなり狭い。縦幅が特に短く、足が長いとかなり窮屈になると思う。椅子の横にはスピーカーがついており、走行中にキャラクターが話し、音楽が流れる。ラグナシアのステラコースターと同じだ。
コースレイアウトは非常に簡単で、まず巻き上げがあり、ちょっとしたドロップ、というより窪みのようなものがある。これがないと、止まってしまうからある、ぐらいのレベルの窪みだが、浮くとまでは言わないも、乗った感触は意外と楽しい。この手のコースターに乗っていると、ファーストドロップという概念が失われてしまう。そのまま、右に旋回、また同じような窪みがあり、左に水平ループ。この窪みも最初のものと似たような挙動で悪くない。水平ループを走ると、おそらく最高速度に達するのだが、この時、スペースワールドのヴィーナスのような唸るような走行音がする。最高速度は27km/hとスピードは全然なのに、不思議だ。水平ループを終えると、少しまっすぐ進み、右に旋回して乗り場へと戻って来る。前半に比べると、後半はちょっとした仕掛けがないので、惰性に思えてしまう。このコースを2周する。2周目に入る前に、体調の確認があり、降車することもできるようだ。実際、怖がったりする子どももいるかもしれないし、かなり優しい対応だと思う。
B
乗り場の様子
なぜバナナなのか、不思議でたまらない
大人が乗るにはかなり狭い(当然)
意外と楽しい挙動を見せる窪み
ターンして、また窪みがあり、水平ループへ
轟音を立てる水平ループ
急にやる気が無くなる後半
観覧車から撮った全景
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